岩石4/6

泥溶岩
火山礫
火山礫
火山灰
関東ローム
凝灰岩
浮石質凝灰岩
火山礫凝灰岩
凝灰角礫岩
角礫岩
礫岩
硬砂岩
砂岩
花崗質砂岩
凝灰砂岩





火成岩類火山(噴出)岩


泥溶岩
溶岩の一種で、凝灰岩みたいなものと、集塊岩のようなものがある。




堆積岩類


火山礫
火山噴出物の一種で、直径4〜32ミリの溶岩などの破片。形はさまざま。






火山礫
火山活動によって噴出される岩石の大きさが、直径4ミリ〜32ミリのものを火山礫といいます。







火山灰
火山から噴出した溶岩の一部が、空中に飛び散って、灰のようになったもの。






関東ローム
関東地方に広く分布している、赤茶色の火山灰層。ロームというのは、粘土と砂とがほどほどに混ざった土のこと。 南関東では富士山、箱根山、遠いところでは姶良山の火山灰。北関東では浅間山、榛名山、男体山、赤城山などの火山灰。 立川ローム、武蔵野ローム、下末吉ローム、多摩ロームなどがある。






凝灰岩
54、55、56、57、58
  火山灰が地上または水中で堆積してできた岩石。耐火性が強いので、建築用石材として使用される。栃木県大谷の大谷石は 緑色をしており、建築材として有名(グリーンタフ)。 千葉県の金谷で産出するものは角礫凝灰岩で、黒っぽい。地層では鍵層といい、地層の対比で重要である。 角張った礫が混入しているものを角礫といいます。






浮石質凝灰岩







輝緑凝灰岩







火山礫凝灰岩







凝灰角礫岩







角礫岩
直径2ミリ以上の岩石が堆積してできたものを礫岩といい、岩屑が角張っていると、角礫岩と呼ばれます。






礫岩
直径2ミリ以上の岩石が堆積してできたもの。不整合では、不整合面に基底礫岩があるが、海底に礫がつもりやすいことによる。世界で最古の岩石も、デンマーク産の礫岩で、約38億年前のもの。 礫岩があるということは、38億年前には海ができた証拠でもある。






硬砂岩
別名グレーワッケ。砂などが長い年月をかけて固まっていくことを「続成作用」といいます。






砂岩
砂が堆積してできた岩石。風化すると茶色になることが多い。






花崗質砂岩
石英、長石、黒雲母の砂を含む砂岩。一見、花崗岩と見分けがつかないものもあるという。薄片にして、顕微鏡で観察すれば、花崗岩か砂岩かどうかすぐに判別できます。






凝灰砂岩
火山灰で凝結された砂岩。石材として利用されるが、風化作用に弱い。