岩石1/6

両雲母花崗岩
黒雲母花崗岩
細粒黒雲母花崗岩
閃雲花崗岩
電気石花崗岩
花崗閃緑岩
花崗閃緑岩(沢入花崗岩)
石英閃緑岩
閃緑岩
角閃石斑糲岩
斑糲岩
テシエン岩
単方輝石かんらん岩
斜方輝石かんらん岩
透角閃石かんらん岩




火成岩類深成岩




両雲母花崗岩(複雲母花崗岩)
白雲母 無色または白色透明な造岩鉱物 黒雲母 その名の通り、黒い造岩鉱物 花崗岩といえば、石英、長石に黒雲母を含んでいることが多いものです。 このゴマ塩みたいな粒が黒雲母。 黒雲母の他に白雲母を含んでいることがあるが、黒雲母と白雲母の両方を含むので 両雲母花崗岩と言います。







黒雲母花崗岩
石英、長石、黒雲母からなる花崗岩。 ゴマ塩みたいな石で、建物とか、駅の階段とかで良く見かけます。 日本列島が花崗岩でできていたり、大阪城の石垣も花崗岩であったり、 あちらこちらで見かけることが多い石。六甲山のふもとの御影から取れるものが有名で、御影石と呼ばれることも。有名な岩石は、あだ名で呼ばれることが多いようです。






細粒黒雲母花崗岩
黒雲母花崗岩と成分は同じであるが、鉱物の粒子が細かいものを指します。普通の黒雲母花崗岩の辺縁部に多く見られるようです。マグマが冷却するとき、周辺はより早く冷えるので、結晶が細かくなるのではないでしょうか。






閃雲花崗岩
石英、長石、黒雲母に角閃石が入っている。ちなみに造岩鉱物の代表例は石英、長石、雲母、角閃石、輝石、カンラン石です。






電気石花崗岩
柱状の黒電気石を含む。花崗岩の長石成分が、電気石で置き換わっている。






花崗閃緑岩
花崗岩と閃緑岩との中間の岩石。山梨県塩山神金産のものは「甲州みかげ」という。






花崗閃緑岩(沢入花崗岩)
花崗岩と閃緑岩との中間の岩石。山梨県塩山神金産のものは「甲州みかげ」という。






石英モンゾン岩
モンゾニ岩というのは、長石のうちカリ長石とソウ灰長石とが半々くらいにふくまれているもの。肉眼では見分けにくい。






石英閃緑岩
斜長石と角閃石を主な成分とし、正長石や多量の石英を含む。(石英の量が増え、角閃石の代わりに雲母が多くなると、花崗岩になる)ふつうの花崗岩よりも色が黒っぽい。






閃緑岩
長石、角閃石、黒雲母、輝石が主な成分。中性岩。よく高校地学のテキストに出てくる。






角閃石斑糲岩
角閃石と斜長石からできていて、黒っぽい。風化されにくい。茨城県の筑波山は、風化されずに残った角閃石斑レイ岩でできています。






斑糲岩
黒御影とも言われる、黒っぽい岩石。輝石、角閃石などの黒地に斜長石の斑点がある。カンラン石を含むものをカンラン石斑レイ岩、石英をわずかに含みカンラン石をほとんど含まないものを石英斑レイ岩などと呼びます。






テシエン岩
塩基性斜長石、輝石、ときに角閃石、方沸石からなる塩基性岩。白斑が沸石。






単方輝石かんらん岩
14,15,16 かんらん岩
かんらん石(ペリドット)を主体とする岩石。黄色または黄緑色をしている。石英成分が少ない。密度が大きく、上部マントルを形成している。風化して蛇紋岩(じゃもんがん)になっていることも多い。千葉県富津市峰岡にある蛇紋岩は(このあたりは火山地帯ではないのですが)地下深くにあった海洋底の岩石が隆起してきたものと考えられています。超塩基性岩などとも呼ばれます。






斜方輝石かんらん岩







透角閃石かんらん岩